ハマりやすく飽きやすい人は、興味がある事を全部やってみよう。
数年前に、DTM (PC上で作曲するやつ) に出逢ってから、
ずっと頭の中に「作曲」という二文字があった。
人生をかけて、情熱をたぎらせて向かう目標のはずだった。
でも、今日、作曲をしていたら、
「あ、もういいや。なにも思いつかないからもうやめよう」
ってなった。なっちまった。
今日は特に気分が乗らなかったから、こうなったのだ。と思いたい。
あれだけ「作曲!作曲!意地でも作曲をやってやるぞ!!」と息巻いていた私の口から、
「もういいや」なんて言葉が出るはずがない。きっと何かの間違いだ。そうだきっとそうに違いない!!!!!
まぁ、私の人生において、「とてつもなくハマったのに、急に飽きてやめた」ということは結構多い。
今回もそれが発動したと考えられるけれど、そう考えたくはないので、そう考えない。また少し時が経てばまたやる気になるはずさ。きっとそうだ。きっと(略
やりたいことなんだから。きっとこれはやりたいことなんだ・・・
あれ?
確かに音楽は好きだけど、愛してるけど、それは 音楽を聴くこと 。
音楽を作ること はどうだろう?
音楽を作る事は、ずっと前から気になってはいたけれど、やり始めたのは数年前。
始めたときは「これで頭の中のメロディーをカタチにすることができる!」と感動したけれど、
音楽を作る過程にはあまり感動しなかったかもしれない。今思えば。
それどころか、一音ずつカチカチと音を並べていくという(打ち込みという)、始める前には思ってもみなかった、相当根気のいる作業を面倒だと感じてしまうこともあった。
作曲してる人達、本当にすごいと思う。
それにプラスして、
DTMでは「モニタースピーカー」と「モニターヘッドホン」という、普通のスピーカーやヘッドホンとは少し仕様の異なるものを使うのだけども、
このスピーカーとヘッドホンが、私にとっては結構耳に負担になるので、あまり長く聴くことができない。謎である。
なので、音楽を作る事 に対しては、情熱を注ぐという事があまりできていない。
自分、音楽作る事には情熱がない可能性、大。
飽きっぽい性格なんじゃねーか、と思われるかもしれないが、
作曲に関しては数年持続した、無理やりかもしれないが数年は持続させたので、
それはないと言っておこう。今回ばかりはそれはない!!!
ないはずだ。
ないはずだ。
念のため、飽きっぽい人の特徴を解説しておく。(私の場合)
飽きっぽい人の特徴
ハマると「ウオオオオオ!!」という勢い(?)でドハマりするのだが、
大体3日で飽きる。
いわゆる3日坊主である。
3日というのは一つの指標にはなる。
3日以上持続すれば、「あ、これは本格的にハマったな」となる。謎指標。
ここで、
飽きっぽい人があるコトにハマり、3日で飽きた
ときメカニズムをグラフで示す。
縦軸がやる気、横軸が日数である。
上がり方も半端ないが、下がり方も半端ない。
アイツまじ半端ないって。3日で飽きてモチベーションだだ下がりやん。そんなんできひんやん普通。
飽きっぽくない人と比べるとこんな感じ。
飽きっぽくない人は、落差があまり激しくないと思われる。
同じ3日坊主でも、だいぶ差がある、と私は思ってる。
飽きっぽい人が飽きると「ああ、もういい、これもうやらない、ほんともうやらない」となる。
なぜかハマる時もも飽きる時も極端な反応を示す。
飽きっぽい人の続きを見てみよう。
大丈夫か
まぁこんな感じ。ハマっては飽き、ハマっては飽きる。
私の場合は、飽きたときの空虚感が大きいので、下に大げさに降ってある。
ハマったときの高揚感も大きいが。
これでは、普通の「ハマりやすく、飽きやすい人」だ。熱しやすく冷めやすい人。
では、飽きた後の空虚感を感じず、普通の「ハマりやすく、飽きやすい人」を脱却するためにどうすればよいか?
飽きる前に別の何かを始めよう
ハマりやすく飽きっぽい人で、うまくやっている人は、
とにかく色々なものをどんどんやっている。
グラフにするとこんな感じ。
何かに飽きてきたな、と思ったら、別の何かを始める。
「とにかく色々なことに挑戦しよう」とか、よく言われると思うが、こういう事。
とにかく色々なことに挑戦していると、
他に比べて、明らかに突き抜けていくものがあるのだ。
これが、幸運にも見つかれば、
それが情熱をかけてやることなのだ。
なので、ハマりやすく飽きやすい人、熱しやすく冷めやすい人は、
色々なことをやってみよう。
色々なことといっても、本当に色々なことがあるので、
まずは自分の興味があることを全部やってみよう。
現在の私の作曲に対するやる気
で、まぁ色々な事にやってみるという事はよいとして、
現在の私の、作曲に対するやる気をグラフで表すと、こんな感じ。
やる気がない。
1年目のやる気は突き抜けていたのに。
それ以上突き抜けなかった。
「面倒だ・・・でも自分は飽きやすい性格だという事はわかっている。今回もそのはずだ」
と思ってたけど、そうじゃなかった。
まぁもはや、音楽に対する意地とプライドでモチベーションを保ってたようなものだから、仕方ないね。
それほど音楽に対する思い入れは強かったのだよ。
そう、音楽に対する情熱。
作曲に対する、ではなかった。
そうか。
やっぱり私は、
音楽を作るより、聴くことが好きだった。
というわけで、
色々な事をやってみよう。
自分の興味があることを全部やってみよう。
人生が変わる何かが見つかるかもしれない。
ではまた。