2018年Autodesk社製品一覧 - 2D&3DCGソフトウェア編 -
ネットサーフしていると、
「へぇ、こんなソフト(サービス) なんてあるのか」
と感心する場面が少なくない。
特に、GoogleやMicrosoftなどの大きな企業は、
提供しているソフトやサービスは何百という数になる。
こういう企業のサイトのサービス一覧を見ているだけで、
あっという間に時間が過ぎていくし、とてもワクワクさせられる。
目的のソフト以外は使わないからいいよ、と思う人もいるかもしれない。
けれども、今ドキはどのソフトにも高い確率で無料体験版というものが用意されている。
そういうの試しに使ってみるとか、良いと思います。世界が広がるかもしれないよ。
でも、全部いちいち開いて見るのはめんどい、なんて人もいると思う。
というわけで、ざっと見てわかるような一覧表みたいなものを作ってみることにした。
今回はCADソフトや3DCGソフトで有名な、Autodesk社の簡易的製品一覧※を作ってみた。
こんなソフトがあるのか、というのを知るだけでも面白いと思う。
欲しかった機能を備えているソフトが見つかるかもしれない。
Autodesk社の製品は大抵は無償体験版が存在する。試しに使ってみる事をオススメするよ。
学生だと3年間無償版、とかあるので、3DCGやCAD等に興味のある学生さんは使ってみると良いと思う。
専門用語多すぎて良くわからないところは大雑把にしか書いてないけど、良かったらどうぞ。
また、製品ごとの説明として、動画を貼るようにしました(すべて英語ですが)。
どういうソフトなのか、雰囲気がつかめると思います。
※2018年5月24日現在に存在するソフトです。
リンク切れやサービス終了品、他製品に統合されたものは省きました。
他製品はこちら↓
2018年Autodesk製品一覧 - 2D&3DCGソフトなど
Maya
公式サイト : Maya | アニメ制作ソフト、モデリング ソフト | オートデスク
年間価格 : 248,400円
体験版 : 有り
このソフトと3ds Maxで3DCG業界でのシェアを二分するといってもいい。
そして両方ともAutodeskの製品となっている。強いですね。
Mayaは実写との親和性が高く、VFXで圧倒的なシェアを誇る。
ゆえに映画等に強い。
ゲームのキャラクターモデリングでもよく使われる。
任天堂、スクエニなどのゲーム会社ははMayaを全面的に導入しているそう。
Maya LT
公式サイト : Maya LT | ゲーム開発ソフト | オートデスク
年間価格 : 36,720円
体験版 : 有り
Mayaの機能制限版。
安いけど、Mayaに比べかなり機能が制限されているようです。
3ds Max
公式サイト: 3ds Max | 3D モデリング、アニメーション、レンダリング ソフトウェア | オートデスク
年間価格 : 248,400円
体験版 : あり
3Dモデリングなどの3D製作をするためのソフト。
アニメーションCGに強みがある。建築やゲーム等の3DCGモデリングにも使われる。
Mayaとこの3dsMaxで3DCG業界の圧倒的シェアを占める。
この2つを手中に収めたAutodeskさんほんと強い。
Flame
公式サイト : Flame | ビジュアル エフェクト(VFX)ソフト | オートデスク
年間価格 : 676,080円
体験版 : 有り
高品質な3Dビジュアルエフェクトコンポジットソフト。
FlareやFlame Assist という機能限定版が存在する。
Arnold
公式サイト : Arnold | Global Illumination Rendering Software | Autodesk
年間価格 : 615$
体験版 : 有り
グローバルイルミネーションレンダリングソフトウェア。
レイトレーシング3Dレンダリングアプリケーション。
Mayaに標準搭載されている。何を言っているのでしょうか。
つまり、ツルツルした物体に光が当たれば、光沢が出るように、
ざらざらした物体に光が当たれば、ざらざらしているように表現できる高性能なソフトといったところ。
Smoke
公式サイト : Smoke のサブスクリプション | Smoke 2018 を購入 | オートデスク
年間価格 : 248,400円
体験版 : 有り
映像編集のためのソフト。統合的な編集機能が搭載されているため、従来の映像編集ソフトより効率が良くなった、らしい。
Mudbox
公式サイト : Mudbox のサブスクリプション | Mudbox の購入 | オートデスク
年間価格 : 12,960円
体験版 : 有り
スカルプティングソフト。スカルプティングとは、粘土を彫刻していくような作業のこと。まさにそんな感じ。
Alias
公式サイト : Alias | インダストリアルデザインおよびプロダクトデザインソフト| オートデスク
価格 : 製品による
体験版 : あり
車や時計など、インダストリアルデザイン製品のデザインをするためのソフト。
インダストリアルデザインとは、「工業製品のデザイン」ということ。
Alias Concept、Alias SpeedForm、Alias Surface、Alias Autodsudio、Alias Design
の5つの製品がある。
Alias Surfaceは1か月で177,120円。つまり年間で約200万。
3DCGはおかねかかるね。
MotionBuilder
公式サイト : 3D Character Animation Software | MotionBuilder| Autodesk
年間価格 : 284,040円
体験版 : 有り
3DCGのキャラクターに、素早く、複雑な動きをするアニメーションをつけることができます。
モーションキャプチャーでつけた動きを、こちらのソフトで編集するといった使い方をします。
Recap
公式サイト : ReCap | リアリティ キャプチャと 3D スキャン ソフトウェア | Autodesk
年間価格 : 49,680円
体験版 : 有り
ドローンを飛ばして地上を空撮し、空撮した範囲を3Dモデルに変換してくれる優れもの。
MeshMixer
公式サイト : http://www.meshmixer.com/
年間価格 : 無料
三角メッシュを扱うための最先端ソフトです。
3DCGというのは三角状のポリゴンの集合体です。
そのポリゴンを最適化することで、3DCGをよりキレイなものにすることができるようです。
そして作った3DCGを3Dプリンタで印刷する時など、このソフトが活躍するそう。
MotionFX
公式サイト:
年間価格 : 無料
リアルタイムでビデオエフェクト(VFX)を作成することができる。
例えば手の動きに合わせて波動を発している効果を付け足すとか。
リアルタイムでできるというのが面白い。
Sketch Book
公式サイト : SketchBook | ペイント ソフト、お絵かきソフト | オートデスク
年間価格 : 14,040円
体験版 : 有り
ペイントソフトとして割と有名ではないかと思われるソフト。お絵描きするソフト。
Sketch Book Proは、Autodeskの会員登録をすると無償で使えるようになったようです。
MatchMover
公式サイト : Autodesk® MatchMover™ | Maya | Autodesk App Store
年間価格 : 無料
マッチムーブは、映像からカメラの動きを計算して、
その動きを3DCGソフトに読み込むことができる技術の事を言う。
FBX
公式サイト : FBX | Adaptable File Formats for 3D Animation Software | Autodesk
年間価格 : 無料
かつてはMayaで保存したファイルはMayaで、3ds Maxで保存したファイルは3ds Maxでしか開けない、という状態だったのですが、
このFBXというファイル形式で保存することで、
Mayaや3ds Max、他の3DCGソフトで開くことができるようになり、
異なるソフト間での3DCGファイル共有することが容易になりました。
Design Review
公式サイト : Design Review | DWF viewer | Autodesk
年間価格 : 無料
作成に使用したソフトがなくても、2Dや3Dのファイルの表示や印刷ができるソフト。
Rendering
公式サイト : Autodesk | Rendering
年間価格 : 他製品を購入している人が使えます 詳しくは公式サイトで
体験版 : 学生向け無償版有り
作成した3DCGモデルに、質感や光の反射などの表現を加えていくときに使います。
Character Generator
公式サイト : Character Generator | オートデスク
年間価格 : 17,280円
体験版 : 無し
3Dキャラクタを作成するためのソフト。
昔は無料版があったが、現在はページが見当たらない。どこいった。
Composite
公式サイト : Autodesk® Composite | Maya | Autodesk App Store
年間価格 : 無料
3ds Max や Mayaにも標準搭載されている、画像を合成するためのソフト。
無料で使うことができる。
Media &Entertainment Collection
公式サイト : Media & Entertainment Collection | 含まれるソフトウェアとサービス | 体験版
年間価格 : 345,600円
Maya、3ds Max、Arnold、MotionBuilder、Mudbox、Recap Pro、Sketchbook for enterprise、Character Generator、Renderingをパッケージにしたもの。
これは安い。これとFlameセットで、年間100万で済む。あれ、安い?
他にも色々なソフトが必要になるのですが。
3DCGやVFXってほんとおかねかかりますね。
これでも安くなったようだけど。
2D/3DCG系のソフトは以上です。
他はこちら↓